GreenKeeper’s Voice 2014-09

13番ホール 大会開催を待つ宮崎カントリークラブ13番ホール

11月末のシーサイドコー 宮崎カントリークラブでLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが開催されるようになって、今年で12年目になります。

11月末のシーサイドコースでの開催ということで、当コースの特徴である高麗グリーンは転がりも速く、風も比較的強いので距離が短い割には難しく感じられると思います。 開場54年目を迎え環境がとても厳しくなっている現在、長い年月を経たコースには、散水設備の老朽化、松の老齢化に伴う松くい虫耐性の減少、芝の弱体化、耐性病原菌の発生、雑草の多様化等々、管理をするうえで難しいことがたくさん出てきています。

高麗グリーンにとって晩秋の管理は、翌年の状態を左右するとても大切な時期になります。しかし、近年の温暖化の影響で11月でも気温が高く低刈りやローラー転圧をしないとトーナメントグリーンの速さが出ない状況になってきています。そのような中で私たちコース管理スタッフは、この晩秋のグリーンをいかに無理をせずに葉が細く固く直立するような施肥管理を行い、刈り面がより均一にそろう機械を使用して転がりを出し、目砂でコンパクションを出さずに、茎や根の固さでコンパクションを上げられるように仕上げていきたいと思っています。そして、それこそが翌年のグリーンの質を高め、お客様を満足させられる要因になるのではないかと思っています。

宮崎カントリークラブ  グリーンキーパー   酒井 庸博