トーナメントライブラリー女子 2015-9

サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント

7月17日~19日 イーグルポイントゴルフクラブ
若い女性の取り込みで ゴルフ離れに歯止めを

今年で4回目を迎えた本トーナメントは、ゴルフとファッションの融合をコンセプトに例年様々なイベントを実施することで知られる。今年もトークショーやスペシャルライブをはじめとした多くのイベントが実施され、大会期間中訪れたギャラリーは延べ2万人を超える大盛況であった。
大会第2日目のホールアウト後のイベントには約4,000人の観客が来場する盛り上がりを見せたほか、会場には連日サマンサタバサのカラフルなウェアを着た若い女性ギャラリーも多く見えた。ゴルフ離れが叫ばれる昨今、次世代の女の子たちがゴルフと積極的に触れ合う機会を作ろうという主催者のまさに狙い通りの大会となった。
試合は最終日、首位と3打差の3位タイからスタートし68で回った前田陽子選手が通算8アンダーで逆転優勝。2日目、最終日とノーボギーの安定したプレーで今季初勝利を果たした。また、原江里菜選手が首位と7打差の21位タイからのスタートながら、65のビッグスコアをマークし2位タイに。逆転優勝も期待されたホステスプロの健闘が大会の成功に華を添えた。
自分のゴルフを貫き安定したプレーで通算2勝目を果たした

自分のゴルフを貫き安定したプレーで通算2勝目を果たした

センチュリー21 レディスゴルフトーナメント

7月24日~26日 伊豆大仁カントリークラブ
賞金女王3度の本領発揮

今年で2回目を迎えた本大会は、昨年に引き続き21歳以下のギャラリー入場無料という試みを実施し、家族連れをはじめ多くの来場者から好評を得ていた。
また、真夏での開催ということもあり、今年はコース内の各所に「ミストシャワー」を設置。炎天下においても快適に観戦できるよう工夫が凝らされ、ギャラリーにひとときの安らぎを与えていた。それ以外にも、LPGAツアーにおける人気イベントの一つ「チャリティフォト」を開催するなどギャラリーサービスの向上に注力し、来場者は期間中全日で昨年より増加した。
試合では初日、昨年トーナメントコースレコード65をマークしたアンソンジュ選手が、自身の記録を更新する64を叩き出し首位発進し、以降はその座を譲らぬ通算15アンダーの完全優勝で今季初勝利。
ベストアマチュア争いはトップ10に2名が入るハイレベルな戦いとなったが、新垣比菜さんが勝みなみさんに1打差で逃げ切り勝ち。新垣さんは、先週のサマンサタバサレディースに続き2週連続トップ10入りとなった。
熱戦を終え、にこやかな表情を浮かべる2人

熱戦を終え、にこやかな表情を浮かべる2人

大東建託・いい部屋ネットレディス

7月31日~8月2日 鳴沢ゴルフ倶楽部
6年350日ぶり、悲願の2勝目達成

大会開催週の月曜日には小学5年生から高校3年生までをA、Bの2部門に分けジュニアトーナメントが実施された。Aカテゴリの優勝者は本戦出場権を得られたほか、各カテゴリの上位入賞者には最終日にトーナメントコースをネーム入りのキャディやキャリングボード帯同のもとラウンドし、リーダーボードに顔写真入りで名前が紹介されるなど、プロツアーさながらの環境でプレー(ハーフラウンド)出来る特典が贈られた。参加した将来のプロ候補生たちは緊張半分、嬉しさ半分で貴重な体験を楽しんでいた。
試合では、最終日2位に2打差の首位でスタートした原江里菜選手がアンソンジュ選手、イボミ選手の猛追を振り切り1打差逃げ切りの通算9アンダーで今季初優勝。これまで幾度と無く苦汁を飲んできた屈辱を晴らし6年350日ぶりに悲願の自身2勝目を果たした。また、アマチュアの新垣比菜選手が通算5アンダーの7位タイに入り、これで3週連続のトップ10入り。アマチュア選手の3週連続トップ10入りは史上初の快挙でゴルフ史に残る偉業達成となった。
待望の2勝目達成と史上初のアマチュア選手で3週連続トップ10入り

待望の2勝目達成と史上初のアマチュア選手で3週連続トップ10入り

meiji カップ

8月7日~9日 札幌国際カントリークラブ 島松コース
ツアー初優勝に“夢のような一週間”

「meiji カップ」が今年も北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コースで行われた。
2011年から明治グループが特別協賛となり、今年も会場内のギャラリープラザでは明治ソフトアイスや100%チョコレートカフェでのチョコレート販売など飲食コーナーが充実。
また、飲食コーナー以外にも「自由研究コーナー」が設けられており、搾乳体験や空気鉄砲作り、マイ箸作り、カラーゴムでのブレスレット作り、お菓子の箱を作っての工作体験など夏休みにお父さんがお子様と一緒に楽しめる大会づくりが行われていた。
競技は、西山ゆかり選手がキャディを務めた芹澤信雄プロの支えを得て、鈴木愛選手とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を飾った。
牛のオブジェを使って搾乳の疑似体験

牛のオブジェを使って搾乳の疑似体験

NEC 軽井沢72ゴルフトーナメント

8月14日~16日 軽井沢72ゴルフ 北コース
史上2人目となる アルバトロスとイーグルの同日達成

夏の軽井沢の風物詩「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が爽やかな風のそよぐ緑の中で行われた。今年も例年通りバーディー合戦となったが、2日目にはそれを象徴するかのような大記録が飛び出した。インコースからスタートした渡邉彩香選手が16番でアルバトロス、5番ホールでイーグルを奪い、2011年の有村智恵選手以来、史上2人目となる同一ラウンドでのアルバトロス&イーグルの快挙を達成。勢いそのままに最終日には、この日のベストスコアとなる7バーディー、ノーボギーの65で通算12アンダーとし、よもやの大逆転優勝にギャラリーの期待が集まった。しかし、勝ったのはテレサ・ルー選手。首位に2打差でスタートしたテレサ選手は5バーディー、ノーボギーの67と安定したプレーで回り今季3勝に一番乗り。優勝賞金1,440万円を加算し賞金ランキングトップのイボミ選手との差は約4,000万円に。イボミ選手の独走に待ったをかけることが出来るか。
今季3勝一番乗りを果たしたテレサ・ルー選手

今季3勝一番乗りを果たしたテレサ・ルー選手

CAT Ladies

8月21日~23日 大箱根カントリークラブ
強豪たちを4打差で退け 3年ぶりの復活優勝

箱根山の噴火警戒態勢が依然続く中、箱根町や関係各所の万全の準備態勢のもと今年も延べ1万人を超えるギャラリーが女子プロ達の真夏の激戦を見守った。
大会初日に申ジエ選手が、これまでのA.ソレンスタム選手がもつ連続ノーボギーホール「80」を1ホール更新し「81」のツアー新記録樹立で華々しく幕を開けた本大会。例年通りバーディー合戦の装いを呈し、第1日目を終え7アンダーのトップに4名が並ぶ大混戦に。2日目を終えてもトップから3打差以内に5人がひしめき誰が勝つか全くわからない展開の中迎えた最終日、首位と1打差の単独2位でスタートした服部真夕選手が5バーディー、1ボギーの69をマークし通算14アンダーで逆転優勝。ディフェンディングチャンピオンの上田桃子選手や2週連続優勝を狙ったテレサ・ルー選手ら並み居る強豪を4打差におさえてのこの圧勝劇は、かつての強い服部選手の復活を印象付ける勝利だった。
3年ぶりの優勝にも涙は無く、次の目標は複数回優勝

3年ぶりの優勝にも涙は無く、次の目標は複数回優勝

ニトリレディス ゴルフトーナメント

8月28日~30日 小樽カントリー倶楽部
悲願の賞金女王へ独走態勢

今年で6回目を迎えた株式会社ニトリ主催の本大会は、今年も創業の地でこれまで同社を支えてきた“北海道をより明るく、より元気に”という想いのもとゴルフの振興と北海道の活性化に取り組み、特に海鮮をふんだんに使用した丼ぶりや地元産のとうもろこしなどが並ぶギャラリープラザは連日多くのギャラリーで賑わっていた。
今年の戦いの舞台となった小樽カントリー倶楽部は、過去には日本プロゴルフ選手権大会、日本オープンゴルフ選手権、2004年から2012年まではサン・クロレラクラシックゴルフトーナメントが開催されたチャンピオンコースで、日本に現存するゴルフ場では10指に入る歴史と伝統を誇る名門コースとなっている。本戦中も日本海からの海風、巧みに配置された池やバンカー、複雑なアンジュレーションに加え約13フィートに仕上げられた高速グリーンが多くのプロを苦しめた。 ツアー屈指の難セッティングの中、目下賞金ランキングトップをひた走るイボミ選手が、69、69、71と安定したプレーを見せ、通算7アンダーの完全優勝で今季3勝目を挙げた。これにより、優勝賞金1440万円を加算し賞金ランキング2位のテレサ・ルー選手との差は約5000万円。賞金女王に向け独走態勢を整えるか。
現賞金ランキングトップが貫禄のプレーで今季3勝目

現賞金ランキングトップが貫禄のプレーで今季3勝目